製品の特長
カビ止めスプレーは、今までにない①カビ取り効果と②防カビ効果のダブル効果により、短・中期的にカビの繁殖を抑制するカビ清掃/カビ防止対策スプレー製品になります。 |
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製品比較表
防カビ剤と言われている製品を分けると3つに分類されます。
① カビ取り剤 ・・・ 現在あるカビの除去を行うのみでカビ発生の抑制効果はない。
②カビ止め剤 ・・・ カビを除去した後に短・中期的にカビ発生の抑制効果がある
③防カビ剤 ・・・ カビの発生を中長期的に抑制する効果がある。
防カビ剤の比較表
品名 | 分類 | 効果持続時間 | 取扱安全性 | 乾燥色 | 人体への影響 |
次亜塩素酸 ナトリウム | ①カビ取り | 2~3日 | 塩素ガス(猛毒) 危険性 | 透明 (脱色) | 塩素毒性あり |
カビ止めスプレー (スプレータイプ) | ①カビ取り ②カビ止め | ~ 3ヵ月 | 非危険性 | 透明 | 安全品 |
一般防カビ 入り塗料 | ③防カビ | ~ 1年 | 非危険性 | 白色他 各種色 | 可燃性液体 中毒成分 |
防カビコーティング MDコート (コーティング剤タイプ) | ③防カビ | ~ 3年 | 非危険性 | 透明 | 安全品 |
カビ止めスプレーの防カビ性能試験
カビ止めスプレーは、室内に存在する様々なカビ菌に対して有効的な効果を示します。
第三者試験機関の報告では、カビ止めスプレーを塗布した表面では、4週間経過してもカビ菌の繁殖が確認することが出来ませんでした。
しかも、人の眼で見るだけではなく、顕微鏡でもカビを発見する事が出来ない状態となっている事が明らかになりました。
強力に繁殖する黒カビに対しても十分な効果を発揮しております。
第三者機関によるカビ抑制試験
使用したカビ菌 5種類
試験使用カビ種類 | 日本語 | 生息域/繁殖場所 |
Aspergillus niger | 黒コウジカビ | 室内のさまざまは場所で繁殖 |
Penicilium pinophilum | アオカビ | 食料品、果物、畳、衣類 |
Paecilomyces variotii | ペシロマイセス バリオッティ | 人体、食品、果物、畳、衣類 |
Trichoderma virens | トリコデルマ・ビレンス | 紙、木材、畳、繊維製品、革製品 |
Chaetomium globosum | ケトミウム・グロボサム | 紙、木材、畳、繊維製品、穀物 |
カビ抑制性能確認試験(ハロー試験)
この試験は、黒カビ(クラドスポリウム)に対してのハロー効果(忌避効果)を確認した試験です。
写真内の白い〇はカビ止めスプレーを染み込ませた吸引紙です。
7日後の結果では、ほとんどの黒カビがモルディフィートの付近では繁殖する事が出来ませんでした。
防カビの原理
カビ止めスプレーは、有機既存化学物質系の複合合成剤で、他の有機、農薬系防かび剤と同様、細菌(バクテリア)や真菌(かび)の細胞壁を破壊して、たんぱく質やATPを漏洩させる事でDNA、SH基などの合成を阻害し、菌類に対する阻止効果を発揮します。
合成を阻害された菌は、同種の菌に危険情報を伝達するため、以降の同種類の菌類はモルディフィートが塗布された表面には近寄らなくなり(退避効果)、生育に必要な栄養分などが得られずに死滅してしまいます。
このような原理により、カビ止めスプレーは菌類が近寄らせないために耐性菌が出来にくい特性を持っています。
安全性試験
カビ止めスプレーは、ご利用時に万が吸い込んでしまったり、口に入ってしまったりした場合でも問題が無いように、急性毒性試験で「有害な物質ではない」、皮膚に対するパッチ試験で「安全品」である事を確認しております。