食事に気をつけたり運動などで健康管理をしていても、カビが発生している場所での生活は環境では健康的にはなれません。
カビの胞子は、空気中に浮遊しており呼吸で体内に取り込まれてしまいます。微量のカビ胞子であれば、体力のある人は免疫力により対応が可能ですが、体力のない方々に対しては肺がカビで覆われてしまうなど猛威を振るいます。
カビ除去やカビを発生させない対策は健康に生活するためにも必要なことですが、不特定多数の方が利用される公共施設などでも来客者の健康を損なう恐れがあるカビの対策は無視することは出来ません。
特に病院や介護施設など体力の衰えた方がいる場所では、カビによる院内感染が発生する恐れがあり、実際に大学病院などでも、空調機の中や冷蔵庫のカビにより発生しています。
防かび対策は、自分が健康に生活するために必要なことですが、家族や公共施設などでは来客者の健康を損なう恐れがあるカビの対策は無視することは出来ません。
防かび対策が必要な場合や場所及び対応策
カビの発生する場所により使用するカビ対策品を使い分ける事であらゆる場所でカビ防止対策を行うことが出来るようになります。
カビ止めスプレーで対応が出来る場所又は対応が難しい場所を長期防カビコーティング MDコートと比較してみました。
症状及び場所 | カビ止めスプレー | MDコート |
カビが発生している | ○ | ○ |
室内や建物全体がカビ臭い | ○ | 〇 |
風呂場の換気が悪い | × | ○ |
室内の湿度が高い | △ | ○ |
水気のある場所に部屋・建物がある | × | ○ |
軒下・天井裏の風通りが悪い | ○ | ○ |
建物周囲に木が蔽い茂っている | ○ | ○ |
長期間、部屋・建物を使用しない | ○ | ○ |
スリッパを不特定多数の方が利用する場所 | ○ | × |
床を不特定多数の方が靴を脱いで歩く場所 | ○ | × |
風呂場と部屋が繋がっている場所 | ○ | ○ |
床(マット等)が常に湿っている場所 | ○ | × |
北側の部屋や昼間でも薄暗い場所 | ○ | ○ |
結露する窓がある部屋 | ○ | ○ |
絨毯(じゅうたん)が固定されてる部屋 | ○ | × |
コンクリートの打ちっぱなしの住宅 | ○ | ○ |
数か月の防カビ対策が出来る | ○ | ○ |
年単位の防カビ対策が出来る | × | ○ |
注記:
○:防かび対策として利用可能、△:場合によって利用可能、×:利用不可能、